「空飛ぶ車」、２０年代実用化｜【日本経済のOMM】大塚和成の日本経済の話

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「空飛ぶ車」、２０年代実用化｜【日本経済のOMM】大塚和成の日本経済の話

未来の交通手段とされる「空飛ぶ車」の実現に向けた官民協議会の会合が１６日、東京都内で開かれ、国土交通、経済産業両省が工程表の素案を提示したそうです。

２０２０年代半ばに技術開発を終え、規制も整えた上で、離島・山間部の人の移動や物資輸送の手段として活用するとのこと。

３０年代には都市部内の人の移動にも使う。１２月の会合で決定するそうです。

出席者からは「救急・防災向けは人が安心して乗れるようになってから実用化してほしい」「機体の基準を米航空当局と標準化するなど、世界中で使えるように議論すべきだ」といった意見が出たのだとか。離着陸場の選定を促す声もあったそうです。

空飛ぶ車は電動で垂直に離着陸できる。航空機とドローン（小型無人機）の中間的位置付けで、次世代の移動・物流手段として期待されているそうです。

この日の会合には、政府関係者のほか、宇宙航空研究開発機構（ＪＡＸＡ）やベンチャー企業の関係者らが出席。民間企業側も独自の工程表を示したそうです。

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